健康のこと

【あなたは大丈夫?】いびきの原因と対策法はコレ!

自分がいびきをかいているか知っていますか?
いびきをかくのは睡眠の質が悪くなる上に、いびきの音がうるさいと一緒に寝ている家族やパートナーにも迷惑をかけてしまいます。

今回は、そんないびきの原因と対策法についてご紹介します。
自分のいびきに悩んでいる方、周囲の人のいびきに悩まされている方はぜひ参考にしてください。

いびきの原因は?

そもそも”いびき”とは何でしょうか。

いびき(鼾, 英語; snore)は、狭くなった上気道が呼吸時に擦れて出す音。睡眠時や脳梗塞で失神した時などに発生する事がある。
出典:Wikipedia

いびきは、睡眠中に気道が狭くなることから出る音のことです。
気道が狭くなる理由は実は様々あって、人によって原因も変わってきます。

原因1:身体の特徴

肥満や二重あごの人

太っている人だけがいびきをかきやすいと思っていませんか?
実は肥満の人だけではなく、首回りの筋肉や脂肪が多い人もいびきをかく原因となります。
痩せているから安心というわけではないので、二重あごの人などは注意が必要です。

あごの大きさ

あごが小さいというのも実はいびきの原因になります。
噛む力が低下することであごの周りの筋肉が弱くなり、舌を支えることが難しくなってしまい、結果気道が狭くなってしまいます。

扁桃腺肥大

扁桃腺はのどの奥の両サイドにあるリンパ組織であり、これが大きくなった状態を扁桃腺肥大といいます。
扁桃腺肥大は子供によくみられる症状です。しかし、大人になっても遺伝的に扁桃腺が大きい人や風邪や病原体の侵入などにより扁桃腺が腫れる場合があります。
肥大した扁桃腺が周囲の器官を圧迫することで、いびきをかきやすくなります。

原因2:体調

鼻づまり

鼻がつまっていると鼻呼吸が難しくなり、寝ているときに口呼吸になってしまいます。
口呼吸は、鼻呼吸よりも気道が狭くなり、いびきの原因になります。

アルコール

アルコールには筋弛緩作用があり、全身の筋肉が緩みます。その筋肉の緩みによって、睡眠時に舌が喉に落ちて気道を狭くしてしまいます。お酒の飲み過ぎには注意が必要です。

原因3:ホルモンの減少(女性)

女性は年齢が上がるにしたがっていびきをかく人が増えていきます。
これは女性ホルモンの減少が大きな要因です。女性ホルモンは舌を支える筋肉を緊張させる作用があります。
しかし、更年期から女性ホルモンの分泌量が減少していくことで、気道を確保できなくなっていき、いびきをかくやすくなります。

いびきの原因についてご紹介しました。
では、対策法は何があるのか次にご紹介していきます。

いびきの対策法は?

いびきの対策法についてご紹介します。
原因によって対策法も変わってくるので、自分に合った対策をすることが大切です。

対策法1:体型や体調を整える

肥満が原因のいびきなら、まずはダイエットをして余分な脂肪を落とすことがマストです。
鼻づまりがある場合は鼻の通りをよくしたり、病院に行って処置してもらいましょう。

対策法2:いびき防止グッズ活用

いびき防止グッズを活用するのも一つの方法です。

マウスピース

首回りの筋肉が衰えたことが原因のいびきや、あごが小さいことで起こるいびきには、マウスピースが有効です。
睡眠時に舌が下がって気道をふさがないように、あごの骨格や形状に合わせたマウスピースを使うことで、気道を確保できます。
ドラッグストアで購入できる他に、歯科や耳鼻咽喉科で作ってもらうこともできます。

テープ

鼻づまりが原因のいびきには、鼻に貼ることで鼻の通りを良くする鼻腔拡張テープが有効です。
鼻づまりが原因でない場合、口呼吸を制限して鼻呼吸ができるように貼って寝るテープやマスクがあります。

マスク

鼻づまりが原因のいびきの場合、マスクをして寝ることで改善できることがあります。マスクの着用で口周りの湿気が多くなり鼻通りが良くなるためです。

鼻マスク

CPAP(シーパップ)と呼ばれる鼻マスクを装着することで、睡眠中に空気を送り込んで気道を押し広げていびきを防止します。
これは睡眠時無呼吸症候群の治療機器で、使用するためには医師の診断が必要です。

アプリ

寝ている間のいびきを確認できるスマホアプリを使うことも一つの方法です。一人で寝ている場合のいびきの状態や睡眠状態を知ることができます。

対策法3:枕、寝る姿勢を見直す

枕や姿勢を見直すことで、いびきが改善する場合もあります。
今使っている枕は高すぎませんか?仰向けで寝ているときに、あごをひいた状態になり喉が圧迫され、いびきをかきやすくなります。理想の枕の高さは、横向きで寝たときに顔から胸までが真っ直ぐな線で結ばれているものです。
また、寝る姿勢は仰向きよりも横向きに寝るほうがいびきをかきにくくなります。

いびきの対策法をご紹介しました。
原因によって対策法も変わってきます。いびき防止グッズなども上手に活用して対策してみましょう。

まとめ

いかがでしたか?

いびきの原因と対策法をご紹介しました。

いびきの原因は様々あるので、自分が思い当たる原因を確認して、対策してみてください。
改善しないようであれば、きちんと病院で診てもらうことが大切です。
睡眠時無呼吸症候群かも?と心配な場合は病院に行くと専用の測定器で睡眠状態を検査することもできます。

まず自分がいびきをかいているか分からないという人は、いびきを録音してくれるアプリを使って睡眠状態を確認してみるのもおすすめです。

いびきの原因を知って、対策していきましょう!

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